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Webデザイナー年収2000万円の壁を打ち破る新常識を解説!

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壁を突き破るイラストアイキャッチ

Webデザイナーで年収を2000万円!と聞いたら「どうやったら年収2000万円になるのか?」「プロスポーツ選手や政治家?」「医者や士業にじゃないとなれないのでは?」と考える方が多いかと思います。

この記事では「Webデザイナーの年収を2000万円にする方法」について、実際に実現可能なことなのか、可能ならどんなスキル・方法で2000万円にすることができるのかについてお伝えしていきます。

目次

年収2000万円の人はどのくらい存在する?

キーボードとビジネスマン3 びっくりマーク

国税庁調べの「民間給与実態統計調査」(平成30年度)によると年収2,000万円以上の割合は、給与所得者の中で全体の0.58%です。
1,000人の中でわずか約5〜6人、ごく限られた一部の人しかいない計算になります。

独立、フリーランスになることが必須条件

パソコンと女性の手

残念ながら一般的なWebデザイナーでは結構難しいのが現状です。正社員で働くWebデザイナーの方で年収2,000万円を超えるのはまず不可能に近いからです。
独立する、フリーランスとしての働き方になることが必須の条件になります。
Webデザイナーという枠だけでなく、付加価値のあるスキルを身につければ不可能ではないと考えられます。

付加価値のあるスキルとは?

Web周りのことがすべてできる人になる

Web周りのことがすべてできる人になるデザイナーとは、デザイン含めコーディングやプログラミングの実装や、ディレクションもできる、長く活躍するために必要なスキルを持っている必要があります。

UI/UXに関するスキル(ユーザーインターフェイス/ユーザーエクスペリエンス)を向上させるサイトを設計するスキルを更に身に付けることができれば、デザイナーとしての付加価値を高められます。

例えばですが、そこに更にディレクションスキル(Webサイトに関わる企画、編集、制作など業務を円滑に進めるマネジメントを行う仕事)もできるようになると、デザイナー、コーダー、プログラマーなど制作のスキルがあれば指示も適切になるので、複数のプロジェクトを同時並行で進めることができるようになり、案件を多くこなすことができるようになります。

マーケティングに長けたデザイナーになる

会議する男女の会社員

Webマーケティングの視点を入れて考えられるWebデザイナーになることもおすすめします。

例えば、バナーの制作依頼を受けたとしますね。
ヒアリングで「どのようにしたいのか」を聞くだけでなく「クリック数をどのくらい上げたいのか、どのようにしたいのか」を聞けるデザイナーだとしたら、数字にコミットしようするデザイナーだと相手に認識されるようになります。

そうすると相手のクライアントからは「バナー1つ3000円」という枠ではなく、広告戦略の1つの手段を任せられるかもしれないという認識になるので、こちらの提案の仕方も変わってきます

デザイン制作の仕事は、案件の依頼に対して「どう作るか」が打ち合わせ・コミュニケーションの中心です。しかしマーケティング視点になると、ビジネスとしてクライアントの課題をどう解消するかが話の中心になります。

最初の案件の相談のときから、少しずつデザイナーとしてマーケティング視点を取り入れる事で、ヒアリングをした内容をマーケティング目線で課題提案をすると、自分でのコントロールできる領域が増えます。案件の優先順位や、やるべきことが把握できる為、案件自体の方向性もコントロールできる立場になり、取り組む案件規模が大きく変わってくることが期待できます。

コンサルタントになって付加価値をつける

会議に参加する女性

コンサルタントの仕事は、クライアントの課題や問題の発見、解決策の提案をして、今後の戦略立案などを中心にサポートしていく仕事です。

デザインの仕事は問題解決をすることが目的なので、コンサルタントの仕事に近いことを実際のヒアリングしていることもあり、一番最初の相談を受けて悩みを整理・解決することにお金を頂く・コンサルをすることに付加価値をつけるのも一つの方法です。

課題を仕事につなげるとやるべき目標が明確になるので、ただの作業を依頼されるという単価の低い内容の仕事より、デザイン制作費とは別に相談・コンサル料を提示し、こちらから提案をして一緒に作り上げていく、単価の高い商品の提案ができる関係性になるので、コンサルタントを目指すのも方法の1つです。

年収2000万円を稼ぐための方法とは

メールの流れ

独立する、フリーランスとしての働き方になると、自分で案件を獲得していかないといけません。
Webデザイナーとして案件を獲得する方法として、紹介からクライアントを増やしていくことが良くありますが、ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM:Direct Response Marketing)がという手法があります。

年収多くするには、

  • あなたにとっての理想の顧客
  • 高単価の商品が必要
  • 高成約買って貰える仕組み

が必要になります。
年収2000万円を目指すために、ダイレクトレスポンスマーケティングを手法として取り入れます。

ダイレクトレスポンスマーケティングとは

広告などから発信された情報に、見込み客からの直接的な反応(レスポンス)を獲得して、返答やお問い合わせがあった相手に、直接的に商品やサービスを提供するマーケティング手法のことをいいます。

わかりやすい例としては、通販番組になります。
通販番組は商品の紹介・説明したあとに「今すぐお電話を」で電話番号を告知てアナウンスして購入を促しています。

ダイレクトレスポンスマーケティングは一般的に「集客」「教育」「販売」の3つのプロセスになります。

【集客】リスト(顧客のメールアドレス)を集める

キーボードにメール文字

あなたにとっての理想の顧客を集める・集客するには、リスト(顧客のメールアドレス)を集める必要があります。「見込み客」と言われています。

「見込み客」を集める流れとしては以下のようになります。

  1. SNSや検索エンジンから、自分のWebサイト(ブログ)へアクセスを集める。
  2. 自分のWebサイト(ブログ)へ集まった訪問者を、メールアドレス登録ページヘ案内する。
  3. メールアドレス登録ページで、何か無料のプレゼントなどを提供し、名前やメールアドレスを入力してもらう。

【教育】顧客との信頼関係を築く

握手している

見込み客の名前やメールアドレスを獲得できてきたら、次はその「見込み客」へ「教育」を行います。

私は「教育」というより、顧客との信頼関係を築き上げる段階だと考えています。
日常をみても、あなたも信頼関係が築かれていない人から物を購入したりしないですよね。
なので、名前やメールアドレスを登録してくれた、メルマガの読者になってくれたからと言って、いきなり販売しても買ってもらえません。

なので、メルマガを使って毎日配信するなどして、信頼関係を築いていきます。

【販売】自分の商品・サービスを用意する

新しい提案 アイデアイメージ

教育の段階で、何かしらアクションを起こしてくれる人は、あなたの商品やサービスに興味を持っているはずなので、欲しいと思っている人に商品を提案していきます

ここでは売り込むのではなく、背中を押してあげるだけです。
以下では、2000万円を目指すための商品やサービスの考え方、どんなものを用意したらいいかお伝えします。

商品はフロントエンドとバックエンドを用意してつなげるようにする

商品・サービスには、「フロントエンド商品」「バックエンド商品」というものがあります。
フロントエンド商品とは、「集客用の商品」で、バックエンド商品は「本命の商品」です。

お試しの商品を買ってもらいやすいようにして一度買ってもらい、その商品の価値を感じてもらった後に、自信が提供したい本命商品を紹介し買ってもらう、という手法です。
例えば、通販コスメなどで「お試しセット」や「無料サンプル」で一度使ってもらい、よかったら商品そのものを買ってもらう、その後のフォローで本商品や定期購入してもらう手法です。

Webデザイナーの商品を例にすると、

  • LPのアイキャッチ画像をお試しで作成し、そのデザインに気に入ってもらったら、LP全体のデザインを受注する。
  • 名刺のデザインを作成し、その後にチラシやパンフレット、ホームページを提案し受注する

など、色々考えられます。

商品はフロー型とストック型を意識する

フロー型(売り切り型商品)、ストック型(サブスクリプション型商品)というものがあります。
単発型の収益を上げるサービスか、継続型の収益を上げるサービスかで分けられます。

例えば、フロー型は、1回ごとの取引に商品の販売が完了するものです。日常でよく行くコンビニや、スーパー、美容・理容室もその1つです。

Webデザイナーができる商品サービスを例にすると、

  • フロー型はWebサイト、ホームページを単発で受注納品、パンフレットの制作、ロゴマークなど
  • ストック型は、ホームページ納品後のサポートを月次で提供する、月次コンサルをする

ようなことが考えられます。

ストック型は、その事業が軌道に乗れば収益は安定するのですが、安定するまでは努力と我慢が必要で、成功するまでにはある程度の時間が必要になります。コツコツと積み上げることができる人に向いている仕組みです。

高単価の商品が必要

年収2000万円を目指すには、高単価の商品を考える必要があります。
例えば月収100万円を目指しているとしましょう。

・5000円の商品を月200本売る(売上100万)
・50万円の商品を月2本売る(売上100万)

この2パターンだと、どっちのほうができそうだと思いますか?

このように高単価商品を作って販売できるようになれば、集客が少なくても売上を安定させることができます。

商品の金額が高いか、安いかは「サービス内容」によって変わってくるため、「50万円の高単価商品」だったとしても、お客さんがそのサービス内容を聞いたときに、「この内容で、50万円は安い!」というように金額以上の価値を感じてもらうことができるように考えることが重要です。

高額商品を販売すると、本気度の高い顧客が集まりサポートに力を注げることができます。

LTV(ライフ・タイム・バリュー)を高める仕組みを意識する

LTV(ライフ・タイム・バリュー)とは、 1人の顧客があなたとの取引期間で、どれだけ利益をもたらすかを算出するもので、通常、金額で表示されます。
LTVは、「平均購買単価」「購買頻度」「購買期間」で計算をします。

例えば、ある顧客が名刺を作成したいと依頼があった場合
・1回目:名刺デザイン5000円×3名分

この場合、顧客が1年間で利用をやめた場合のLTVは、「5000円(平均購買単価)×3回(購買頻度)×1年間(購買期間)」で、15,000円となります。

この顧客が、一年後に名刺の増刷を依頼したとき、「5000円×3回×2年間」で30,000円となります。
一回あたりの購買単価を増やしたり、継続してもらうことを仕組みとして商品設定を考える必要があります。

DRMで年収2000万円は誰でもできる手法なのか

青空に矢印のイメージ

従来よりあるマーケティングは、マス広告と言われるテレビやラジオのCMや新聞・雑誌など不特定多数の人に広告を発信していました。
ですが、広告費にすごく費用が掛かるので、大手企業ようなちゃんと広告を経費として掛けられるところ以外、実現不可能な手法でした。フリーペーパーに掲載すると1回何万円、サイズが大きい、目に付く場所となると何十万円と広告費がかかる上、実際にお客を獲得できるか?は待つしかないものです。

ダイレクトレスポンスマーケティングは、ブログやSNS(Facebook、Twitter、Instagramなど)、インターネット回線、そしてメルマガを配信する用意できれば、ローコストで誰でもすぐにできる手法です。

PCやネットに慣れていない方からしたら最初は大変かもしれませんが、WebデザイナーであればPCは日常で使っていますし、勉強の一つとしてホームページやブログサイトを立ち上げることも可能スキルを持っています。

一番最初にもお伝えしましたが、年収2000万円は1000人に5〜6人と狭き門です。
働き方をフリーランスwebデザイナーとして、幅広くスキルを習得して付加価値をつけたとしても、かなりの長時間労働をし続けないと個人で年収2,000万円を稼ぐことはできませんし、ダイレクトレスポンスマーケティングをやったからといって年収2000万円に絶対になれるわけではありません。

ですが、年収多くするには、
・あなたにとっての理想の顧客
・高単価の商品が必要
・高成約買って貰える仕組み
が必要になってきます。

いきなり高額の商品・サービスは買ってもらえませんので「集客」「教育」「販売」の3つのプロセスを意識して実践して行く。うまく活用すれば安定的に利益を得られるもっとも効率的な手法になるので、年収2000万円へ近づく第一歩になります。

リスクやデメリットはあるの?

困っている女性

形だけダイレクトレスポンスマーケティングを実践すれば、効果があるとそれは違います。リスクやデメリットは、いかに見込み度合いが高いリストを集められるかによって、教育する過程での反応率が変わってきます。

うまく反応が取れない場合出てきます。登録特典を受け取ったあとメルマガを読んでくれない、すぐ解除されてしまうなど、うまくいかないこともあります。短期的に行うというよりは、地道にコツコツと長期的に行う必要が出てきます。

ですが、一度ダイレクトレスポンスマーケティングの仕組みを作ってしまえば、あとは自動的に集客と販売をしてくれるので、時間帯効果が高いというメリットがあります。

Webデザイナーの年収を2000万円にする方法のまとめ

Webデザイナーの年収を2000万円にする方法をお伝えしましたが、いかがでしたか。

Webデザイナーと言う範囲を大きく抜け出さない限り難しいのですが、ご自分にあった付加価値のあるスキルを身につけたり、どう売っていくかのマーケティングを取り入れ、長い目で地道な努力や工夫をすれば2000万円の収入を得る事は難しいことではない、と分かっていただけたと思います。

いきなり2000万円ではなく、まず1000万円を目標にダイレクトレスポンスマーケティングという手法を取り入れてみる事から始めることをおすすめします。

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この記事を書いた人

安藤ほなみのアバター 安藤ほなみ グラフィック・Webデザイナー

デザイン業界経験20年。Mac使用歴も20年。グラフィックデザイン・Webデザイン両方経験したからこそ、どんなデザインでも使える基礎から、グラフィック・Webの違いや気をつけること、Macの使い方から知っておくと良いことをお伝えします。

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