Webデザインを勉強するのに「Photoshopの知識が必要、使えるようになりたい!」と思っている方に、Photoshopの独学におすすめの書籍を紹介します。
Photoshopは写真編集のアプリケーションですが、Webデザイナーを目指す場合、求人の項目に「必要なスキル」に必ずPhotoshopが書かれているほど、技術を使いこなす必要があるスキルです。
本屋さんへいくとPhotoshopの本はたくさん出ているのですが、レベルやスキルによって選ぶ本が変わってきます。
デザイナー歴20年、Photoshop歴20年の私からみて、初学〜少し慣れたころ〜中級の3つに分けて本を厳選しました。さらにその中から本当にスキルアップできるな、と実感した本を9冊お伝えします!
はじめてPhotoshopを触る人におすすめの本
デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本 [CC2017対応版]
こんな方におすすめ
・Photoshop操作を学びたい人
・Photoshopの基本から学びたい人
Photoshopをやってみたい!始めてみたい! という方が、実際に手を動かしながらPhotoshopをはじめることができる初心者の方にとても分かりやすい1冊です。
監修のロクナナワークショップさんは、Web制作で活躍中の講師陣による少人数制ワークショップを開催している会社さんです。
この本は文字が大きくて読みやすくPhotoshopで何ができるのか大雑把に知ることができるので、Photoshopの書籍を色々手にとってみたけど細かてちょっと難しいな、挫折しそう・・・と思った方は「これからはじめる」シリーズの本を先に読むことをがおすすめです。
Photoshopについて右も左もわからないところから、補正・加工・選択補正・合成などの操作の基本的な流れと、何ができるのかを覚えることができる本です。細かいところは本読みながら手を動かして学習しましょう
Photoshopを幅広く使えるようになりたい人におすすめの本
Photoshop しっかり入門 増補改訂版 【CC完全対応】
こんな方におすすめ
・手を動かしながらPhotoshopを学びたい人
・Photoshopの基本操作を習得したい人
表紙のキャッチコピーにもありますが、知識ゼロからでも学べて、やさしいく丁寧な説明のあるPhotoshop入門書です。
著者のまきのゆみさんは、Adobe認定インストラクターをされながら「デザイン・ITをわかりやすく身近なものに」をモットーに知識と経験を伝えるために活動されている方です。
Photoshopマニュアル本なのでボリュームがある本です。Photoshopは色々機能があって実際に使うとなると使いこなすのが大変なのですが、各ページの解説に画像とキャプチャが多く、使いたい機能や編集方法が掲載されていて直感的に理解できて分かりやすいです。Photeshop勉強中の方は一冊持っておくと便利です。
Photoshop 10年使える逆引き手帖【CC完全対応】
こんな方におすすめ
・Photoshopの使い方を知りたい方
・やりたい操作があるけど、そのやり方がわからない方
「しっかり入門」の本より少しPhotoshopになれてきた人向けの本です。
実際にPhotoshopを使っていて「ああしたい。こうしたい。」を辞書代わりに逆引きして解決してくれる一冊です。
Photoshopの機能を基本的な操作はもちろんですが、使いこなすための応用まで網羅している書籍です。
・写真が暗いから明るくしたい
・画像の中の人物を切り抜きたい
・画像と写真を重ねたい
など具合に「やりたいこと」のやり方から探して使います。
「10年使える」というタイトルにもありますが、今後機能がアップデートしてもPhotoshopで表現したい目的はそんなに変わりません。年月・年数がたっても変わらない知識を身につけられます。
データをダウンロードして手を動かすことができるので、制作途中のレイヤーを見ながら学習しましょう。
Photoshopを使ったデザインの引き出しを増やしたい人におすすめの本
llustrator & Photoshopデザインの作り方 アイデア図鑑
こんな方におすすめ
・デザインの考え方を知りたい
・デザインの具体的な作り方を知りたい
PhotoshopとIllustratorを実際に使って、レイアウト・配色・文字組み・写真の使い方を中心に、プロのデザイナーがどのように考えてデザインを作っているのかを詳しく解説している一冊です。
単なる使い方だけではなく、92種類の考え方と、その操作や具体的に数値なども載っているので、どのようになるのかが詳しく説明されています。すべてのファイル(素材データ、.レイヤーありのpsdファイル、アウトライン前のaiファイルなど)が作業データがダウンロードできるので、PhotoshopとIllustratorを学びたい人にぴったりの一冊です。
身の回りのデザインを見ていると「これはデータ上でどのように作られているのだろう?」と思うことがあります。会社に勤めていれば先輩に質問して教えてもらうのですが、独学だと質問できる環境ではない場合、隣の席の先輩に聞けるような内容がこの本では教えてくれます。
実際に手を動かしてみて、細かいところは本読んで学習していきましょう!
Photoshop & Illustratorデザインテクニック大全
こんな方におすすめ
・Webデザイン全般を学びたい人
・HTMLとCSSを基本から学びたい人
・Webデザインも並行して学びたい方
この本はPhotoshopとIllustratorのデザイン制作で表現をする、リアルな表現、手描き、アナログ加工、光加工、テクスチャ、イラスト、文字と線、様々な表現テクニックがわかる一冊です。
著者はPhotoshop担当は楠田諭史さん。デジタルアート作家として国内外での個展を行いながら、グラフィックデザイナーとして紙媒体やWEB、テレビCMなど大手企業のデザインを幅広く手がけている方。
Illustrator担当はトントンタンさん。Illustratorを用いてフルデジタルの作品、主にWeb媒体やゲームのアバターなどの制作をされているイラストレーターさんです。
1つのデザイン毎にどうやってビジュアルが作られているのかと、そのテクニックを学べ幅広い練習ができます。
基本を一通りやってみて、応用力をつけたいという人にオススメの一冊です。
「これ、どうやって作るのだろう?」と思うPhotoshopの使っている効果がわかるので、気になる表現は一度試して自分のひきだしを増やすことをおすすめします。
#ズボラPhotoshop 知識いらずの絶品3分デザイン
こんな方におすすめ
・Photoshopを初めて使う人
・簡単にPhotoshopで作品を作りたい人
・デザインのアイデアを増やしたい人
この本はPhotoshopのみのデザイン制作で表現をするアイデア・表現テクニックがわかる一冊です。「ズボラ」と謳っているだけに、知識がなくてもラクしてかっこいいデザインが作れます。
著者のトミナガハルキさんは、独学でグラフィックデザインを学び「Photoshopやデザインを楽しんでほしい」というモットーもとYouTubeやTwitterで発信されています。
本に手順通りにやるだけで、誰でも同じようなデザインが作れてしまいます!Photoshopの基礎を学びながら応用してみたい、でもどうすればいいのだろう?という人におすすめです。3分でできるので、その技術を応用して手を動かしながら楽しめるので、早くたくさんのことが覚えられます。
Photoshopを「やってみよう!」と前向きにさせてもらえる一冊です!
レタッチ・画像加工をマスターしたい人におすすめの本
Photoshopレタッチ・加工 アイデア図鑑
こんな方におすすめ
・レタッチがうまくなりたい人
・合成をやってみたい人
・加工を覚えたい方
Photoshop勉強中で「合成とかもっとうまくなりたい!」「見栄えするような加工を覚えたい!」という方におすすめです。
著者は「Photoshop & Illustratorデザインテクニック大全」と同じ方で、楠田諭史さんです。
レタッチの基本はもちろんなのですが、表紙のデザインみたいに楽しいコラージュ作品の解説や、2つの色の組み合わせで表現したデュオトーンの作り方など作例がお洒落なのが多いので、可愛いかっこいいデザインを作ることができます。
Photoshopレタッチ[伝わる]写真補正&加工を学ぶ現場の教本
こんな方におすすめ
・レタッチがうまくなりたい人
・Photoshopのスキルアップをしたい人
Photoshopは慣れてきて中級ぐらい、レタッチは初心者、レタッチをやってみたい!という方向けの1冊です。「なぜレタッチするのか」というところから学んでいきます。
著者の大谷ミキトさんという、フリーランスで広告写真のレタッチを専門とされている方です。
これまでに携わった広告やビジュアル制作したものから「クライアントからの要望・指示」をリアルに設定しているので、実際にデザインの現場で通用する制作プロセスを技術を学ぶことができます。
【2021年】Photoshopの勉強におすすめ最強本9選!まとめ
気になったPhotoshopの本はありましたでしょうか?
どの本でも、実際に手を動かしながらPhotoshopを学べばアプリのスキルを習得することができます!
Photoshopの勉強に本を活用してくださいね。