Webデザイナーを目指して独学でWebデザインを学んでいるけど、思い通りに進まなくて途中で挫折しそう、挫折してしまった、となっていませんか?
この記事で紹介する「Webデザインの独学を挫折しないで習得する方法」を実践すると、誰でもWebデザイナーになるための勉強を続けることができ、成果を出すことができます。
現役Webデザイナーの私が、挫折しそうになっている原因とその解決する方法を解説するので、Webデザイナーをもう一度目指すことができますので、ぜひ参考にしてください。
Webデザインの独学で挫折する・してしまう理由は?
Webデザインの独学で挫折する、してしまう理由は7つあります。
- 勉強することが多くて嫌になってしまう
- 自分を他の人と比べて落ち込んでしまう
- 自分の学習方法がゴールに向かっているのかわからなくなる
- うまく作れず自分には向いていないかもと思い込んでしまう
- 実績を作る方法がわからない
- わからないことを質問できる相手がいない
- 自分が制作したデザインが評価されるのが怖い
ここでは独学で挫折してしまう理由を1つ1つ解説していきます!
①勉強することが多くて嫌になってしまう
Webサイトがどう出来ているか?のリテラシーをはじめ、デザインの知識、デザインをするために使うアプリ(PhotoshopやIllustrator)の使い方、html・cssのコーディングの知識など、色々なことを学ぶ必要があります。
最初は楽しいのですが、だんだん覚えることの多さにしんどくなっていき、途中で挫折してしまった方が多くいます。Webデザインは最初から全てを覚えるのは難しいです。基礎から順番にしっかり理解しようとしないでいきなり難易度が高い事を急激にやろうとしても、それでは当然うまく行きません。
②自分を他の人と比べて落ち込んでしまう
Webデザインのスクールに通っていたり、SNSなどでWebデザイン勉強中の人の投稿がタイムラインに流れてきて、周りの人の学習状況が気になってしまいます。「自分の学習スピードは遅いかも・・・」と他の人の学習進捗を見て、自分と比べてしまい落ち込んでしまうことも。
悪く比べてしまうと「なんで自分は出来ないんだろう」「自分にはこんなこと出来ない」こんな考えのループにハマり落ち込んでしまいます。
③自分の学習方法がゴールに向かっているのかわからなくなる
Webデザインを独学をしていると、進んでは行き詰まり、進んでは行き詰まり…となってしまい、今やっている自分の学習方法が成功するためのゴールに向かっているのかわからなくなり、挫折しがちです。
どのように独学を進めたらいいのか、デザインをしたらいいのか分からず「自分にWebデザインは無理だ」と勉強自体を諦めてしまうこともあるかもしれません。
④うまく作れず自分には向いていないかも…と思い込んでしまう
Webデザインの勉強で行き詰ったときに「自分にはセンスがないから向いていないかも…」と思ってしまうことがあります。そして段々と「自分にはできないんだ」という思考になってしまい、せっかくWebデザイナーになりたい!と思って始めたのに「センスがない、向いていない」を諦める理由にしてしまいます。
⑤実績を作る方法がわからない
ポートフォリオに載せるデザインの作品制作をしたいのだけど、どうやって実績をつくったらいいのかが分からなくなり手が止まってしまいます。
自分にはデザインが必要な人の人脈はないし、クラウドソーシング等で受注するしかないのか、自信がないため先に進むことができなくなります。
⑥わからないことを質問できる相手がいない
独学で進めていると、アプリの使い方やデザイン制作・コーディングでわからないことが出てきた時に相談できる人がいません。
例えば「このコーディング方法で良いのかな?」と思ったままだと、先に進むことができず不安を抱えたままになり、段々と勉強へのやる気も失っていくので、他人に相談できないと挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。
⑦自分が制作したデザインが評価されるのが怖い
Webデザインを始めた時は、自分が作ったデザインを他人にみせて意見をもらうことに
作品を批評されることに慣れていません。そのため悪い評価を受けた場合、自分自身を否定された落ち込んでしまうこともあります。自分の作品を批評されるのを恐れてしまうと、作品を制作することが嫌になり、その結果Webデザインの勉強を辞めてしまうことが考えられます。
成功している人がやっているWebデザイン独学で挫折しないで習得する方法
Webデザインの独学で挫折しないで習得する方法を7つ提案します!
- デザインかコーディングか、まずどちらか好きな方からやってみよう
- SNSなどで他人の学習スピードは見ない、気にしない
- 目先のゴールはポートフォリオに載せるデザインを作ろう
- 時間を決め毎日コツコツ学習を続けよう
- まずはプロのデザインを模写、真似して学ぼう
- 質問できる環境を用意しよう
- 自分のデザインを公開して意見をもらおう
ここではWebデザイン独学で挫折しないで、成功している人がやっている理由を1つ1つ解説していきます!
①デザインかコーディングか、まずどちらか好きな方からやってみよう
私がおすすめする方法は、デザインかコーディングのどちらかを先に習得するか決めることがおすすめです。
まず、デザイン・コーディングの両方の基礎やってみます。そうすると自分が「やりたい」「向いているかも」と思う好きな方がわかるので、やりたい方を重点的に進めては。やりたい方だと進みも早いはずです。
どちらしても、まず基礎をしっかり固めて必要な知識はその時その時で学んでいくようにしましょう。
②SNSなどで他人の学習スピードは見ない、気にしない
他人のアウトプットをみて焦るのもわかります。ですが、他人の環境や進みたい方向性、経験値などはそれぞれ異なっています。自分の学習進捗が遅いかも・・・と思っても、SNSなどの投稿を見ていると、「ヤバい…。自分も頑張らなきゃ‼︎」って思う反面、「あの人は凄いなー!自分はココ、合ってないのかな…」って思い、だんだんモチベーションが下がってしまうことがあります。
他人のアウトプットをみて焦るのもわかります。ですが、他人の環境や進みたい方向性、経験値などはそれぞれ異なっています。
自分の学習進捗が遅いかも・・・と思っても、でもここで続けるか続けないかって結構大切なんです。
いかに自分のペースでなりたい未来に向かっていくか、が一番大切なことです。
結果がすぐに出なくても、意地でもWebデザイナーになってやる!って頑張った人は必ずなれます。
会社員で一日勤めている人が、仕事をしていない人と比べて「時間がない」と比べるのは難しいことですよね。
なので、ご自分のWebデザインの学習ペースを崩さないようにするためにも、他人の学習スピードは気にしない、見ないようにしてください。
③目先のゴールはポートフォリオに載せるデザインを作ろう
Webデザイナーとして活動するための第一歩は「ポートフォリオ」が必要です。
デザイナーは専門職業なので、就職や転職をする際、履歴書や職務経歴書に加えて、自身の実績をアピールするためのポートフォリオが絶対的に必要です。
ポートフォリオに載せるデザインを作ることは大変なことなのですが、言い換えると、ポートフォリオを作れば未経験でもデザイナーとして転職できる確率が増えるということです。
自分の学習方法がゴールに向かっているのかわからない、という方は「ポートフォリオに載せるデザインを作る」ことを目指してください。
④時間を決め毎日コツコツ学習を続けよう
デザインは誰もがはじめっからできる人はいません。
独学でWebデザインのスキルを身につけたいなら、学習時間の確保が欠かせないし、習慣化してしまうことが続けられるキモになります。
センスではなく、基礎を学んで毎日コツコツ学習を進めていき、デザインに向き合ってできるようになる、努力してスキルを身につけてくのに毎日1時間でもいいので勉強時間を確保しましょう。
パソコンに向かうことができないという場合でも、昼休みにすこしパソコンでWebサイトを見るとか、コンビニや電車の中、道端の看板でもいいので、毎日10分でも15分でもスキマ時間を使ってデザインを考える時間を作ることがおすすめです。
⑤まずはプロのデザインを模写、真似して学ぼう
まだデザインがイチから作れない、コーディングも難しくてよくわからない、といういう場合のWebデザインの勉強方法は「デザイントレース」という模写する方法で真似していろいろなジャンルのWebサイトやバナーを作ってみてください。
最初は模写をするなどで、まるっきり同じになってしまうかもしれません。
でも、模写を繰り返していくとデザインの基礎や考え方などのデザイン知識が身についてくるので、参考デザインを探さなくても自分のデザインの引き出しが増えていきます!
段々と素人っぽさが減らしていけるので「真似る・参考にする」これに尽きます。現在活躍しているWebデザイナーでもやっているおすすめの学習法です。
⑥質問できる環境を用意しよう
SNSやコミュニティなどを通して自分と同じ環境のWebデザイナーを目指している人の仲間を作ることが挫折しないでWebデザインを習得する解決法の1つです。同じ目標を持つ人がいるとモチベーションを維持できたり、気持ちを共有したり、頑張れることってあると思います。
あとは、Webデザインを学んでいる人に対して質問を受け付けてくれるようなサービスもあるので、わからないことを聞ける人を探してみて、質問できる環境を用意しましょう。
⑦自分のデザインを公開して意見をもらおう
デザインをみせるのってドキドキしますよね。活躍しているWebデザイナーでも提案するときは緊張します。
ですが、見せることを乗り越えないとWebデザイナーにはなれません。「数をこなせば上達する」ということはもちろんですが、自分で考えたデザインを見てもらいフィードバックをもらう必要があります。
「見せる」ということは、デザインを言語化する能力を身に付けるということにも繋がります。この言語化することを磨いていくことで、自分がアウトプットしたデザインの要素に対して、一つ一つ説明ができるようになるので、良いデザインと悪いデザインの判断ができるようになります。
さらに他者のフィードバックに耳を傾けることで、デザインの本質的ことを学んだり、自分のデザイン力が引き上げられたりするし、仕事とししていく場合「クライアント」「ユーザー」など他の人の意見は必ず入ってきます。
意見を取り入れる柔軟な頭を持ち続けるためにも、意見をもらうことをして行く必要があります。実際にみせて褒められると嬉しいですよ!やる気も出てきますのでぜひ見せることをしてみてください。
Webデザインの独学に挫折したあなたに【新提案】のまとめ
Webデザインの独学が挫折折する・してしまう理由や、挫折しない方法についてお伝えしました。
Webデザインの勉強に挫折しそうになってしまったら「なぜ自分はWebデザインを勉強したいのか、勉強しているのか」という原点に戻ってみてください。Webデザインのスキルを身につけて、就職・転職したい、副業を始めたい、フリーランスとして仕事してみたいなどの何か目的や夢があったはずです。
最終的にはどうなりたいのかという目標を思い出してみると少しでもやる気が出てきます!目標を明確にして逆算してやるべきことを考えて、楽しみながらWebデザイナーを目指してくださいね。