Webデザイナーになるために就職活動するための必須アイテムである「ポートフォリオ」。
ポートフォリオを作成しようと思っているのだけど、「表紙って必要なのかな?」「表紙のデザインはどんなのを作ればいいのかな?」「シンプルな表紙がいいけど、参考にするデザインを知りたい」「裏表紙って作るべき?」と思っていませんか?
この記事で紹介する「ポートフォリオの表紙の重要なポイント」がわかれば、どんなデザインにしたらいいのかがわかります。
私もポートフォリオを見る機会があるのですが、表紙があるとき、ないときで多少印象が変わります(不採用になることはありません)
「表紙」というのは、今回はポートフォリオですが、そのデザインの顔になるものなので、見る方も素敵な表紙だと思わず手に取って見たくなります。そんなポートフォリオにしたいですよね。
この記事を読み終えると、ポートフォリオの表紙を作る時のポイント、裏表紙の必要性や、シンプルなデザイン・レイアウトの参考例をご紹介します。
ポートフォリオの表紙は必要なの?
ポートフォリオの表紙は必要です。
ポートフォリオを作成するときに表紙を付けなければならないという決まりはありません。
先にも書いたのですが、表紙がないから不採用になることはありません。ですが、ある・ないときで多少印象が変わります。
採用担当者は色々な人のポートフォリオをみています。同じぐらいの経験で、同じスクールを卒業した人のポートフォリオが2つ並んだとしたら表紙デザインがしっかりある人ない人では印象が変わり、見た目が優れている方を実際採用するということもあり得るからです。
表紙がないということで自分のポートフォリオが他のライバルのポートフォリオの中で埋もれてしまうのは避けたいですよね。
ポートフォリオの表紙は、一番始めに目がいくところになります。表紙に名前が書いてあるだけで、面接する側の人としては助かります。
採用担当者の立場を考えると、どこに名前が書いてあるのか探させてしまうような手間を少なくするためにも、ポートフォリオに表紙を用意して興味を持ってもらうことが必要です。
ポートフォリオの表紙のポイント
どんなに素敵な表紙を作っても、中身のデザインと雰囲気とか違うものだと違和感を感じてしまいます。
表紙も作品の一部です。ポートフォリオ全体の流れや雰囲気を壊さないような、中身にあった表紙をデザインすることが必要です。
採用担当者は沢山のポートフォリオを見ているので、ポートフォリオの表紙デザインを、ぱっとみて分かりやすいものがおすすめです。このあとシンプルなデザイン例をご紹介します。
ポートフォリオの表紙に掲載する内容とは
表紙のデザインに時間をかけたいところですが、ポートフォリオは作品そのものを見せて実績を伝えるものなので、載せるデザインに時間を多く使うべきです。なので、中のデザインが出来上がってから、表紙と裏表紙を最後にまとめてデザインする段取りでいいと思います。
中のデザインを邪魔しない、シンプルな表紙でカッコよくデザインができるように、ポートフォリオの表紙に乗せるものをご紹介します。
この3つの文字を中心にデザインを考えたシンプルな表紙を作成しましょう。
タイポグラフィということを意識してカッコよくシンプルに作ってみることをオススメします。
ポートフォリオの裏表紙は必要?
裏表紙を付けなければならないという決まりはありません。本やパンフレット、ページがある小冊子を思い出してもらいたいのですが、「本」は表紙と裏表紙が必ずあります。
ポートフォリオはファイルに作品を入れるだけではなく、表紙から裏表紙までを1冊の作品集として構成を考えましょう。
裏表紙のデザインは、表紙のデザインと連動させるのがポイントです。表紙のデザインを先に決めて作成しましょう。
ポートフォリオのシンプルな表紙のデザイン、レイアウト例
文字を使ったシンプル目なポートフォリオの表紙のデザインを作成する前に、実際にラフを描いてみました。約20パターンができました!ラフで描くことに間違いはないので、思いつくままに描きだしてみます。
この中なら「いいな」と思うものを2〜3点決めて、パソコンに向かい表紙のデザインをしていきます。
データ作成しています。この記事に公開しますので、仕上がるのを楽しみにしていてください!