グラフィックデザイナーで月5万円稼ぐロードマップ無料配布中!

フォントと書体の違いを分かりやすく解説【初心者向け】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
目次

フォントと書体って何が違うの?

デザインや印刷の話になると、「フォント」や「書体」という言葉を耳にすることが多いですよね。
初心者にとっては似たように聞こえますが、実は明確な違いがあります。


書体とは?

書体は、文字のスタイルやデザインそのものを指します。たとえば、「ゴシック体」や「明朝体」といった分類は、文字の形状や雰囲気を表す言葉です。

  • 例: 明朝体、ゴシック体、楷書体など
  • 書体は文字そのもののデザインで、どの環境でも変わらない概念です。

フォントとは?

一方、フォントは、書体を具体的に実現するためのデータや道具を指します。昔は印刷用の金属活字がフォントでしたが、現在ではデジタルデータとして利用されています。

  • 例: Yu Gothic、Noto Serif、Times New Romanなど
  • フォントは「どの書体で」「どの環境で」表示されるかを決める具体的な手段です。

書体とフォントの違いを図で整理

項目書体フォント
意味文字のデザインやスタイル書体を実現するための具体的なデータ
ゴシック体、明朝体Yu Gothic、MS 明朝
用途デザインの分類を理解するため実際に文字を入力・印刷する際に使用

例を使った解説

明朝体という書体

「明朝体」は、縦線が太く横線が細いのが特徴のスタイルです。

  • フォントの例: MS 明朝、Hiragino Mincho、Adobe 明朝

ゴシック体という書体

「ゴシック体」は、線の太さが均一でシンプルな印象を与えるスタイルです。

  • フォントの例: Yu Gothic、Noto Sans、Arial

初心者が知っておきたいポイント

  1. 書体はスタイル、フォントはデータ
    デザインを考える際は、まず書体(スタイル)を選び、その後具体的なフォントを決めます。
  2. プロジェクトに適した選び方をする
    印刷用には視認性が高い明朝体、デジタル用には読みやすいゴシック体など、目的に応じて選びましょう。
  3. フォントのライセンスに注意
    フォントは著作権があるため、商用利用の場合はライセンス確認が必要です。

まとめ:フォントと書体を正しく理解しよう

「書体」と「フォント」の違いを理解すると、デザインの幅が広がります。どちらも適切に使い分けることで、プロフェッショナルなデザインが作れるようになります。

次回、フォントを選ぶときは、まず書体を意識してみてください!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

安藤ほなみのアバター 安藤ほなみ グラフィック・Webデザイナー

デザイン業界経験20年。Mac使用歴も20年。グラフィックデザイン・Webデザイン両方経験したからこそ、どんなデザインでも使える基礎から、グラフィック・Webの違いや気をつけること、Macの使い方から知っておくと良いことをお伝えします。

目次