クリエイティブな制作に欠かせない画像素材。
でも、どの素材サイトを選べばいいか迷いますよね。
今回は、高品質な素材を提供するAdobe Stock(アドビストック)について、基本的な使い方から無料利用のコツ、商用利用の注意点までしっかり解説していきます。
特に「無料で使えるの?」「商用利用できるの?」といった疑問にお答えしながら、具体的な活用方法までご紹介します。
Adobe Stock(アドビストック)とは
Adobe Stock(アドビストック)は、プロの現場でも使える高品質な写真やイラストなどの画像素材がたくさん揃った、信頼性の高いストックフォトサービスです。
Adobe社が提供しているからこその特長がいくつかあります。
Adobe Stock(アドビストック)サービスの特徴
- とにかく高品質な素材が豊富
- 解像度が高く、商用利用でも安心して使える品質
- すべての素材が商用利用でき、利用規約が明確で安心
- 一度購入すれば半永久的に使える(ロイヤリティフリー)
- 追加料金なしで継続利用可能で使用回数の制限もなし
- Creative Cloudのライブラリと連携していてPhotoshopなどのAdobe製品との相性バツグン
提供されている素材の種類
- 写真:風景、人物、ビジネス、食べ物など幅広いジャンル
- イラスト:シンプルなアイコンから精密なイラストまで
- ベクター素材:サイズを自由に変更できる素材
- 動画:HD品質からプレミアムな4K映像まで
- 音楽:BGMや効果音
- 3Dデータ:製品デザインやCG制作用の素材
Webサイトやチラシ、SNSなど、色々な場面で使える素材がたくさん揃っていて、検索機能を使えば欲しい素材がすぐに見つかります。
Adobe Stock(アドビストック)って無料で利用できる?
「無料で使えるの?」というのが気になるポイントだと思います。
Adobe Stockは無料素材と有料素材の両方を提供しており、約100万点以上の素材が無料で利用可能です。しかも商用利用もOKなんです。
なんですが、Adobe Stockで提供されている素材の大部分は有料です。
有料素材を使いたい場合は、2つの方法から選べます。
- サブスクリプション方式
- 月額か年額の料金を払って、決まった数の素材をダウンロード
- 年間プランなら30日間タダで試せる
- クレジットパック方式
- 必要な分だけクレジットを買う
- 欲しい素材を都度ダウンロード
つまり、Adobe Stockは完全に無料ではありませんが、無料素材を利用することも、無料体験期間を利用して有料素材を試すことも可能です。
Adobe Stock(アドビストック)商用利用可能なの?
「商用利用できるの?」という質問もよく聞きます。
Adobe Stockの素材は、無料・有料問わず、すべて商用利用できます。
ただし、いくつか気をつけたいポイントがあります。
- ライセンスの種類によって使い方に制限がある
- 通常ライセンスだと、素材をメインにした商品は作れない
- 使い方に合わせて適切なライセンスを選ぶ必要がある
Adobe Stock(アドビストック)無料で何点まで使える?
無料素材は約100万点以上あり、点数制限なく使えます。
さらに、年間プランの無料体験を利用すれば、有料素材も30日間無料で使用可能です。
無料素材について、押さえておきたいポイントをまとめてみました。
- なんと約100万点以上の無料素材がある
- すべて商用利用OK
- ダウンロード数に制限なし
さらに、年間プランの無料体験(30日間)を使えば、有料素材も無料で使えちゃいます!
- 月10点までダウンロードできるプラン
- 月25点までダウンロードできるプラン
- 月40点までダウンロードできるプラン
ただし、無料体験が終わると自動で課金が始まるので、無料体験だけ使いたい場合は期間内に解約するのを忘れないようにしましょう。
Adobe Stock(アドビストック)の料金
Adobe Stockには、サブスクリプションとクレジットパックという2つの料金体系があり、利用頻度や目的に応じて選択できます。
サブスクリプション
月額プラン
- 3,828円/月:通常素材3枚/月
- 9,328円/月:通常素材25枚/月、HDビデオ3本/月
- 13,068円/月:通常素材40枚/月、HDビデオ6本/月
- 32,978円/月:通常素材750枚/月、HDビデオ25本/月
年間プラン
- 3,828円/月:通常素材10枚/月、HDビデオ1本/月
- 6,578円/月:通常素材25枚/月、HDビデオ3本/月
- 10,428円/月:通常素材40枚/月、HDビデオ6本/月
- 27,478円/月:通常素材750枚/月、HDビデオ25本/月
クレジットパック
- 5クレジット:6,490円(通常画像5枚分)
- 16クレジット:17,600円(通常画像16枚かHDビデオ2本分)
- 40クレジット:39,600円(通常画像40枚かHDビデオ5本分)
- 80クレジット:74,800円(通常画像80枚かHDビデオ10本分)
- 150クレジット:132,000円(通常画像150枚かHDビデオ18本分)
Adobe Stock(アドビストック)のライセンス・著作権は?
Adobe Stockの素材は、3種類のライセンスから選べます。
いずれも商用利用可能ですが、用途に応じて適切なライセンスを選ぶ必要があります。
- 通常ライセンス
- 普通のWeb制作や印刷物なら問題なし
- 素材をメインにした商品は作れない
- 印刷・配布は50万部まで
- 拡張ライセンス
- 50万部以上の印刷・配布もOK
- テンプレートや商品に組み込める
- 商用利用の幅が広い
- 強化ライセンス
- 通常と拡張の中間くらい
- 商品は50万部までなら販売できる
著作権に関する重要事項・気をつけたいこと
- 商標やロゴには使えない
- 一部の素材は出典を書く必要がある
- 素材自体の権利はAdobe Stockにある
Adobe Stock(アドビストック)無料体験版を活用した効果的な利用法
無料体験版は30日間、有料プランと同じ機能が使えるお得な期間です。
この期間を最大限活用することで、Adobe Stockの機能や使い勝手を十分に確認できます。
無料体験版のポイント
- 年間プラン(月3,828円か6,578円)が対象
- 30日間使える
- 期間内に解約すれば料金はかからない
上手な使い方
- 将来使いそうな素材を先にダウンロード
- Photoshopなどとのつながりを試してみる
- 高画質素材の質をチェック
- ライブラリ機能で素材を整理
注意点
- 期間が終わると自動で課金開始
- ダウンロードできる数には制限あり
- 解約は期間内に済ませよう
まとめ
Adobe Stockは、クオリティの高い素材が手に入る信頼できるサービスです。
約100万点以上ある無料素材は商用利用もOKなので、まずはそこから始めてみるのがおすすめ。有料プランに興味がある場合は、30日間の無料体験を使って、自分に合った使い方を見つけてください。
ライセンスの種類や決まりごとをしっかり確認して、正しく使うことで、クリエイティブな制作活動がグッとスムーズになりますよ。